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講義概要

明海大学での担当講義の概要です。年間スケジュールなどの詳細は大学発行のシラバスを参照して下さい。

経済学概論I [1年生、前期、必修、2単位]
この講義は、経済学の基礎的な知識を習得することを目的とする。現実社会で起こる様々な出来事を理解するためには、現実の知識そのものと、それを理解するための枠組みとが同時に必要になる。その‘理解のための枠組み’が‘経済学’である。本学のカリキュラムは、現実知識と‘経済学’をバランス良く身につけるように編成されている。
経済学概論Iでは国全体の観点からの経済学について学ぶ

経済学概論II [1年生、後期、必修、2単位]
この講義は、経済学の基礎的な知識を習得することを目的とする。現実社会で起こる様々な出来事を理解するためには、現実の知識そのものと、それを理解するための枠組みとが同時に必要になる。その‘理解のための枠組み’が‘経済学’である。本学のカリキュラムは、現実知識と‘経済学’をバランス良く身につけるように編成されている。経済学の基礎となる経済学概論I・IIは極めて重要な科目となる。
経済学概論IIではそれぞれの企業や個人の観点からの経済学について学ぶ。

環境経済論 I[2年生以上、(昼-前期)、2単位]
21世紀は環境の世紀と呼ばれているが、この言葉には二つの意味が込められている。それは、これからの百年間で地球環境問題がより深刻化するだろうという危惧と、人間の英知でもって問題を解決していけるはずだという期待である。地球温暖化を始めとする地球環境問題は、先進国の経済発展とともに発生し、グローバリゼーションとともに地球全体に拡散していった。
本講義では、こうした諸問題とその解決策を経済学の分析用具を用いて考えていくが、特に、問題の背後にある天然資源の利用状況に焦点を当てる。すなわち、石油・石炭・鉱産物などの枯渇資源、森林・魚介類・水などの再生可能資源の特性を明らかにしたうえで、資源問題と環境を関連付けながら環境問題の所在や経済的背景を整理してゆく。

環境経済論 II[2年生以上、(昼-後期)、2単位]
21世紀は環境の世紀と呼ばれているが、この言葉には二つの意味が込められている。それは、これからの百年間で地球環境問題がより深刻化するだろうという危惧と、人間の英知でもって問題を解決していけるはずだという期待である。地球温暖化を始めとする地球環境問題は、先進国の経済発展とともに発生し、グローバリゼーションとともに地球全体に拡散していった。
本講義では、こうした諸問題とその解決策を経済学の分析用具を用いて考えていくが、特に、廃棄物処理と地球温暖化の問題に焦点を当てる。前半の廃棄物問題では、ゴミ問題の所在やゴミの内容物を掘り下げていくことを通じて、市場メカニズムにのっとった解決の道を探る。後半の温暖化問題では、その所在やメカニズムを把握し、どのような経済的規制が望ましいかを考える。最後の二回で企業活動にとって環境対策が重要となりつつある現状を解説する。

産業組織論[3年生以上、(昼-前期)、2単位]
自社製品を売るために、企業は頻繁に広告を打ったり景品をつけたりと、あの手この手の戦略を用意する。かと思えば、きのう激しく価格値下げ競争を展開していたライバル同士が、きょうは合併するという。こうした企業行動は、どのような合理性でもって説明できるのか、それを理解するのが本講義の目的である。講義では、ミクロ経済学をベースに寡占企業の参入・退出行動、価格設定んの特徴を分析するとともに市場の競争環境を維持するために政府が実施する経済的規制についても言及する。

経済学演習 I[3年生、(昼-通年)、4単位]
テーマ:ディベートとプレゼンテーションで常識力を磨こう!
われわれの暮らす社会には様々な問題がある。たとえば年金制度、財政赤字、格差社会、環境破壊、少子高齢化、若年者の失業などは誰しも聞いたことがあるだろう。本演習ではこうした課題について毎回一づつディベート(討論)かプレゼンテーション(発表)をしよう。その目的は、社会・経済問題が存在することを認識し、その内容を理解し、自分の意見を持ち、さらにこれを人に伝える能力を磨くことにある。経済に関連したテーマを中心とするが、希望に応じてその他の問題も取り上げよう。

経済学演習 II(卒業論文を含む)[4年生、(昼-通年)、6単位]
テーマ:ディベートとプレゼンテーションを通じて学ぶ現代の社会・経済問題
3年生の終わりに各自決定した個別テーマに沿って、研究を進める。前期は最新データの収集と経済学的解釈・経済分析能力を高めることに重点を置く。後期は卒業論文作成にむけ、論文執筆、およびそのプレゼンテーションの技術・能力を備えることに重点を置く。ワープロ・パソコン・インターネット操作の習得は各自行うこと。

資源管理問題持論[大学院、(前期)、2単位]
海洋は、生物・鉱物資源を供給するのみならず、地球環境の制御にとっても重要な役割を果たしている。本講義では、再生可能資源の経済理論、すなわち生物経済学に理論的基礎を置き、その利用に関わる経済モデル−資源管理論−と現実への適用例−ケーススタディ−を解説する。また、近年頻発する他の海洋利用と漁業との調整問題や、地球環境の制御と資源利用との調整問題についても、理論的・実証的貢献を紹介する。受講者の希望に応じて期末試験またはレポートにより評価する。

特別演習I [大学院、1年生、通年、必修、2単位]
当演習では、受講者が環境保全と天然資源の利用をめぐる経済研究を行うにあたり、一年次に必要な問題把握、課題の設定、情報の収集・整理を支援する。

特別演習U[大学院、2年生、通年、必修、2単位]
当演習では、受講者が修士論文作成を進めるうえでの研究指導をする。


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